Jetsの2009Seasonが終わってしまいました。世間様がIndianapolis有利とか言っても、ここまでくればそんなことに流されるJetsファンがいるはずもなく、この試合のJetsは、少なくとも前半は、私たちJetsファン=DIE HARD JETS FANの期待に見事に応えてくれました。この前半の内容だけで勝てるとは私たちも思わなかったですが、Jetsの思うような試合運びになっている、と誰もが思ったでしょう。 　この試合のhighlightはなんといっても、これまで強力なrunの影に隠れていたSanchez（とブラスミ）のpsssingでしょう。この試合のために暖めていた、素晴らしいplay-callがいくつもあり、観戦会の私たちを熱狂させました。Edwardsへのsimpleなflyは、ついていたCBがRookieであること、軽いplay actionに引っかかりEdwardsがopenになって（日本語実況では「振り切られていた」とか言っていましたが、play actionに引っかかり、no chanceでした）おり、完全にJetsが勝っていました。いないと思うなEdwards、ですよ。 　ブラスミのoptionは、Greeneがその右をopenに走っていたので、pitchするものだと誰もが、IndianapolisのDefenseもそうだと思っていましたが、ブラスミはCotcheryにpassを通します。ブラスミのネコは本当に様々なoptionがありますが、このタテのpassだけは一度もSeasonでは見せませんでした。Seasonでは一度だけ、超短いslantを投げたことはあったのですが、ブラスミがCollegeのときにやったであろう、Half Back Optionのような45ydsはこれも暖めていたplaycallでしょう。年に一度しかできませんね。 　こういったspecialなplayのほか、Sanchezがshort ydsのpassを鋭く投げ、Cotcheryが芸術的なstepでcatchする、という基本中の基本のようなslantとsidelineへのpassをdown更新の場面で決めるなど、もうrunの影に隠れているとはいえないようなSanchezが引っ張るpass offenseが展開されました。まさに「NEW HOPE」です。 　そのほか、sneakに失敗した兄ングがfieldを叩いて悔しがったCalvin Paceのtackle、Addaiとの正面衝突によるfumble forceとか、前半二度のend zone前DefenseをFGに押さえたDefense（FG失敗は2度の7→3で相殺でおつりがきます）、兄ングの最初2回のdriveをsackに仕留めたDefenseなど、「前半」はJetsのペースで進んだ、Indianapolisにとって不本意な内容であったと思われます。 　後半、というか前半終了間際からなんですが、兄ングが飛ばしてきたのは、Indianapolisのprotectionがもつようにしてきたからです。最初の2回のdriveでJetsのblitzがきつく耐えられないと判断したのか、Clarkがblitzを拾うなど対策を講じられ、届かなくなりました。当初Clarkは機能していないと思われましたが、それはblitzを拾っていたためで、決定的なTDを奪われる段階ではウラをかかれる結果となってしまいました。 　後半にやられた要因としては、Indianapolisには実に多くのrouteを走るreceiverがおり、よいようにやられたというのがあります。Revisのsideには本当に投げませんでした。LoweryとLitoのほうに投げてたわけですが、先週のSan DiegoとのPlay-Offを含め、Jetsと当たるteamはRevisがいるがために、matchupとなるようなpassを捨てていたような気がします。（しかもRevisに仕留められたりしてます）それだけRevisの存在が大きく、Revisの反対側の2人に影響していたということです。ところが今日の兄ングは、彼がそれまでそうしてきたように、matchupとなるようなpassを平気で放り込んできました。receiverに自信があったのでしょう。また、Revisがついていたreceiverがcrossして、RevisのとなりのLitoのつくWRのrouteに入ったりという、複雑なrouteとりに翻弄されていたような気がします。ウチはエースWRを抑えればというのがあり、それはRevisに任せていました。結果やられてしまったのがNew England戦のWelkerのときだけだったので、しばらく忘れていましたが、nickel,dimeであるLitoとエリスミがついていけなかった、というNew England戦でのやられ方と同じようになってしまいました。 　結局Indianapolisの強烈なpassing offenseのほうが上回ってしまった、ウチのDefenseも優秀だが、コリーとウェインとClarkはなんとかRevisとその仲間たちで抑えることはできるけれども、もう一人Garconまではウチのtalent不足が露呈してしまった、ということです。しかし、これほどのreceiverを擁するteamはIndianapolis以外にそうそうなく、前半抑えたという事実もあり、JetsのDefenseにとって今後なんらマイナスになる出来事ではないと思います。 　Jetsは、絶対的に強いと思われたIndianapolisと兄ングに剣先を突きつけ、慌てさせ、イライラさせ、fieldを叩くほど悔しがらせました。これもNEW HOPEです。 　NEW HOPEがはっきり見えたというのはよいことですが、シーズンは終わってしまいました。素晴らしいシーズンではありましたが、これに満足することなく、Sanchezがシーズンでそうあったように前進をするしかありません。またRyanをはじめとするCoachがその前進を後押しし、2010シーズンへの新たな高い位置の希望をもたせてくれた、という意味で、JETたちにはおつかれさま、というとこですね。 　月曜早朝という困難な時間なCHAMPIONSHIPの観戦会でしたが、11名様ものJETS-JUNKIEが集合し、敗戦という残念な結果でしたが、皆で希望というのを見出せた素晴らしいひと時でした。私たちの熱狂ぶりは、会場のIndianapolisのファンを圧倒していたと思います。このように、私たちが「DIE HARD JETS FAN」であり続けることが、このCommunityの更なる発展を約束するものです。ありがとうございました。おつかれさまでした。
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