昨Seasonの中盤、劇的な逆転での勝利を重ねていたとき「Jetsは最近の4勝において、どの試合でも試合の最後のdriveでscoreし、勝利を得ることができています。」と私は表現しましたが、それが今Seasonも一試合目から実現できるとは思っていませんでした。Jetsファンでありながら、9.11から10年というという特別な空気の開幕戦でfootballってそんなにうまくいくものでもない、実際期待されながら2010シーズンの開幕戦はほぼ何も出来なかったし、と思っていました。この試合も常に先手先手を取られ追いかける展開で、残り15分までは２ポゼ差で劣勢でしたが、我等がJetsは見事ひっくり返してくれました。 　Sanchezは既にComeback Kidの称号を与えてもよいと思うのですが、この試合ではintercept、fumbleなどgive awayを２度犯し、不利な展開を演出してしまいました。しかしComeback Kidは結局Jetsにはウヨウヨいたワケになります。puntを真正面からblockしたMcKnightや井上作成時にRoasterにいなかったrecoverしてTDを挙げたTrufant、open fieldの50ydsを決めるという確変的なkickを決めたFolk、風貌はKidとは言えませんがまだまだ全然若いRevisのinterceptなど、最後の最後まで決して諦めない若いJet達の姿に敬服です。もちろんLTの全盛期を思わせるようなscreenでのstep、どうもちゃんとできるらしいバレすなどもちゃんと仕事していました。OLがDallasの激しいattackに対処できなかったのが前半offenseが進まなかった理由かと思われますが、後半はadjustできていたのでは、と思います。素晴しい試合を見させてもらいました。おかげでRoasterは早速Version1.1として作り直さなければならないようです。数日お待ちください。 　映像を見て気がついたことをいくつか試合に沿って書きます。 　どんなTeamでも、3step backのtiming passを多用するとpass routeが似てくるものです。DallasのRomoはそういうtypeではないと思っていただけに、序盤ポンポンとpassを通されていたのは意外で不愉快でした。この手のtiming passは3ydsくらいまでは最初からその動きについていかない限り、防ぐのは無理だといわれています。Sanchezがこの2年で随分使ったpassですが、やられるということになると、ウチのdefenseも万能じゃありませんからね。このquickなpassにadjustできなく、あっさり先制されてしまいます。また、DallasはWRに優秀でデカい人材がありますから、deepに投げ込まれても怖いです。 　そのDallasの長短織り交ざったpass offenseについていけなかったのは前半だけだったと思いますが、Dallasがshortにこだわって投げてきたのは誤算となるのでしょう。 　開幕戦は我々も含め、期待したplayができるかどうか不安なのだとおもいますが、前半終了間際のoffenseは、その不安をそこで払拭してくれました。2minutes前後でしたので当たり前なんですがDallas defenseはno huddleに全くついていけません。Wareはデカくて素晴らしいpassrusherであるのはよく判っていますが、ウチのno huddleでオタオタするようではまだまだだと思います。一度sackくらったのですが、pass rushとcoverがともにスカスカでした。多分sackくらったのをみて、LTへのscreenをcallしたのはGJです。LTのstepはすごいな、全盛期のようでしたよ。最後はKellerへのTDpassがhitしてシーズン初scoreです。WRが優秀だと、receiving TEはとても生きますね！ 　3Qに入ってからのAustenへのpassは、Cromartieと取り合いになったワケですが、よく考えるとCromartiが獲りにいけるくらいのpassなワケです。Cromartieが上になってしまったために、確保できなかったという見方のほうが正しいのではないかと思います。そこに投げるRomoはすごいのかなんなのかよくわかんね。 　試合で余計だったのはSanchezのinterceptでした。ひっかかり方が事故っぽいですが、よく見るとKellerが見えない状態で投げていたので、あれで投げちゃダメだと思います。この7点がめんどくさくなった原因です。 　ただ、これ以降、目だったmissの無かったDallasに致命的なmissが連発したというのが、これまたJets Qualityというかなんというか。4Qで10-24になっても、なんとかするんじゃね？と思えるようになってきました。我々はいちいちイライラしなくなったかもしれません。ファンとして成長しているかも。 　4Qに入ってまたno huddleを連発するウチのoffenseにDallasがついてこれません。またDallasが序盤にみせたようなslantをHolmesが決めDallas territoryに進みます。結構感心したplayなんですが、Burressへの長めのoutをDallasのMcCannというDBにcutされてしまうのですが、次のplay、もう一度ほぼ同じplay、matchupも同じBurress-McCannを挑み、TDを奪いました。最初はBurressの後ろに投げたのですが、ダメだったので、後ろに投げたワケです。よくこういうcallできるな！とショッテン息子に感心です。これで17-24ですので、Homeなのでウチのペースになっていると思って大丈夫です。 　次のTDには紆余曲折あるのですが、end zoneに向かってアタマからイクRomoは勇敢といえば勇敢で、場面によってはTeamを奮い立たせるものがあるのかも知れませんが、Sanchezが同じことをやればJetsファンから、「Slide!,Mark,Slide!」と言われてしまいます。それはRookieSeasonで既に経験済みでもう二度としないでしょう。勇敢=無謀、なぜballをkeepしないのか、Romoとは不思議なQBです。たとえば兄者なら絶対slidingです。過去そういう場面を何度も見てきました。助かりました。 　同点となったpunt blockｈは見事です。よくあの穴が開いたというのもです。gapを確認したワケではありませんが、多分開くと思っていたのではないでしょうか？Ｔrufant(とぅるふぁんと）という井上Roasterに載っていなかったヤツです。今後よく覚えてあげましょう。 　Dallasもさすがにdefenseはシメてくるので、Sanchezのpassが随分cutされていましたが、Romoの残り１分を切ってのあのPassは、この場面でRevisのsideに投げるなんていい度胸してんじゃねーか、ここらへんがInter ConferenceのGameなんかな？と思いました。中盤までの展開ならついているのがRevisだろうがCromartieだろうが、Romoにはものったんなかったんでしょうかね。敵失に助けられたという部分なきにしもあらずですが、敵失はこちらから何かしないと起きないというのがfootballですから。それで勝ち星を重ねたのが昨Seasonでしたから。GAME PASSで実況を聞いてみるとRevisのcatchの前からJetsファンの歓声が聞こえています。それくらいダメダメなpassでした。RomoはどういうpotentialのQBなのか興味はありませんが、この試合だいぶcontrol missをしていました。投げると右側に逸れていきます。それと逆転されてからの集中力のないexchange missだとか。あとDallasのpenaltyは7-40ydsですが、Jetsはゼロです。punt block直前のpenalty連発は偶然ではないと思います。 　で、最後はex-CowboysのFolk,の確変的50ydsのFGで勝利です。Dallasにいたころ実質屋内でのkickであったので、あの確率では解雇されるのでしょうが、Jetsに来てopen fieldでの50yds成功はDallasにとってきついkickであったと思われ。 　Dallasの度重なるmiss、考えられない予想もしていないmiss、更にめったに起こることのないbig playなど、考えもしない試合展開でしたが、実はこれがJets qualityだったりします。昨年だって何度も起こるとは思わなかったですが、Play-offを含め、ギリギリの勝利は5回記録しています。Coachたちのmanagementがよく行き届いているのでは、と思います。そんなに起こらないが、１勝は1勝、きっとこの1勝が、と思える印象的なWEEK1でした。
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