1点差、残り34秒、ゴールラインまであと80yds、あなたならどうしますか？という超難問中の難問に対して、結果がどうなるか判らないが、おれはこうやる、というのを見せてもらいました。遂にGenoのERAが始まりました。最後の最後で二度ひっくり返るようなしんどい試合、内容も乏しい試合でしたがGenoと若いJet達には勝利が何よりの経験値です。この試合を決めてしまったKey PlayはLuckyとしかいいようのないpenaltyがあったのですが、それもこれも最後まで諦めずGenoがdownを更新しにいったがためです。ああいう決して諦めない姿勢が勝利を呼び込んだのでしょう。 　正直我々もGenoがどの程度か判っていないので、passはどうなのか、脚力はあるのか、そもそもgameを任されたことがないRookieでPre-Seasonもろくにplayシておらず、判断材料がありません。なので彼のpassに頼るよりはPowellやIvoryなどの若いのをガンガン走らせるのだと思っていました。ところがこのrunが全く機能しませんでした。protectionもHowardがポロポロこぼしてしまい、ココというところでの重要なdownを更新できなかった、という場面が目立ちました。Tampaのrun defenseが強固であったと理解するしかありません。プラン的にはこの試合のようにoff-guardを突くよりは、もっとopenに走ってもらったほうがPowellが使えるのでは？と思います。ネコも多用していましたが、ブラスミ以上のネコが存在するとは思えず、ネコ用のタレントがいない以上、止めちゃったほうがよいと思います。ネコは多少open気味な動きもありましたが、ネコやるならSan Franciscoみたいに、もっともっと大きくやらなきゃ。ブラスミのネコのコールは横に大きかったと思います。 　Offenseで目立ったのはWinslowでした。TE登録ですが、ほぼWRとみてよいでしょう。SanchezがEdwardsを好んだように、GenoがWinslowとのホットラインが開通すればHolmesの本格復帰はもっともっと効果があります。Holmesは重要なdown更新のcatchをしてくれたのですが、以上終わり、それ以外なし。Winslow以外ではKerleyがちょっとだけ、HillはSlantかout専用みたいになっててこじんまりしています。もっとdeepに走るべきです。あとHolmesがホンキで戻ってくる形になれば、Genoがcheckするのがラクになるはずですので、早く元に戻ってほしいです。Receiverはやっぱあと一枚だなぁ。 　Defenseは無闇にrushをかけることなく、よくReceiverを追っかけていたと思います。4menでもラクラクFreemanにpressureをかけていました。LBが下がってDB達がpressureをかけるというRyan好みのplayがいくつも見れてFreemanに何度も触ることができたのですが、最後にLandryがtackleミスったのが悔やまれます。その場面だけうまくいっていれば、ちゃんと下がれるLBたち、ちゃんと「上がれるDBたち、指示したサイドラインの全員をほめてやれるところでした。pass Defenseはそういうアゲサゲがあったので、counterで抜かれる場面が何度かありました。その場面以外はほんとうによくReceiverについていて、Freemanの投げ捨てなどを誘っていたと思います。あと今日のDBはblitz、LandryのInterceptとmiss tackle、Lancasterの裏投げのようなジャーマンスープレックスなど、イキイキとしていて若いなぁ、というとこでしょうか。 　gameのほうは、GenoのミスによりTampaにScoreされてしまいます。Gang Greenさんの仰るとおりRookie mistakeです。そのうち無くなるでしょう。中盤、地味にTampaのpassを抑え逆転までもっていたのはDefenseの功労ですね。 　最後の３分近くになったときに、これは勝てるかもしれない、たいして波のない試合だったけど、こういう勝ち方がこのSeasonのJetsの勝ち方かも知れない、と思っていたのですが、アマアマでした。 　Tampaに再度ひっくり返されたときは、なぜか2010シーズンのWILD-CARD PLAYOFFを思い出しました。キックでひっくり返され残り30秒くらいだったよなぁ、と。ああなったらいいなぁ、もしかしたら奇跡のの一発が.....と思っていたのですが、中身はともかく最後のキックの弾道があの試合の弾道とほぼ同じなのが、非常に印象的でした。まぁああいうキックだから飛ぶんでしょうけどね。 　Jet達も私たちも実力と経験が少々不足している、というのは判っていたのですが、勝利に対する気持ちはちっとも敵さんに劣ることはなかったと思います。なのでGenoは最後の最後まで1stdownMarkerまで必死で走ってゆき、TampaのLBのlate hitを誘ったのだと思います。あそこまで走らないと何も起こりません。ちなみに、そのLBにサイドラインで、「こっち向いて話聞けぇ！」みたいなジェスチャーで説教していたのはBrian Coxでした。 　とにかくGenoのERAがStartしました。勝利は何よりの経験値です。次はペ社ですが、なにも、HyperなOffenseと鉄壁なDefenseだけが勝利を約束するわけではありません。弱いながらも戦力が劣っていながらも勝利する可能性はいくらでもあるといつも思っています。 　あ、そういえば、向こうさんの＃24ですが、皮肉ではなく、さすがに彼の方向はおっかなくて投げられなかった模様で、さすがです。ただ、出て行ったチームに負けるというのはあまりカッコよくないですよね？Trade先に困って困った挙句のTampaですので、行った先で勝てるかどうか、というのは別の問題だったかもしれません。それより、RevisとJetsの間の関係についてそんなに多く触れられなくてよかったようなきがします。そんなのあくまで二次的なモノですから。 　今週はGenoのおかげで清々しい朝を迎えることができたと思ったら週末にすぐNFL NETWORK用のgameがありますね。平日の午前中なのでライブで観戦するのは無理なんですが、ぺ社相手にどんな戦い方をするのか楽しみです。仕事が手につかないかもしれませんが、ああ、なんか今の課の仕事は報告モノが多いなぁ...............
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