ついに2015シーズンが開幕しました。 　そして、私を含む出戻った人たちの活躍、新たに加わった戦力をみんなで見極めるため、開幕戦での観戦会を開催しました。やっぱFootballはみんなでみたほうが楽しいに決まっています。今日は6名様集まっていただきました。月曜平日で私も皆さんもこれから出勤という方ばかりでしたが、皆様のJets愛を目の当たりにすると、時間のしんどさも忘れる感じがします。 　とはいえ、わがCommunityは、創設から16年目のSeasonを迎えることになり、当時20代だった若者もハラが出てくる頃に、それ以上の働き盛りの世代は、私も含め既におっさんになってしまっています。年金もらうまでになんとかしてもらいたい、という悲痛な声まで挙がっています。今回はまるまる4年待ってしまいましたので、今年こそなんとかしてほしいSeasonです。環境は整った、と思います。 　先発QBはいろいろあってFizです。Harvardなのは周知の通りですが、兄弟もColumbiaとかすんごいアタマの持ち主がプロやってるわけです。あとは彼の場合、肩だと思われていました。そんなにBombは投げ込めないだろうと。 　Jetsは直前で地野からHarvardに変わったわけで、よく自虐ネタに使われますが、実はClevelandもおおよそそんな感じ、Oaklandもかなりそんな感じ、と苦労しています。フランチャイズQBは無理してでもドラフト上位で獲るべき、と昔から言われていますが、この3チームは確かに苦労しています。ついでにいうとClevelandは2004-2014の間、開幕戦に勝利したことがないそうです。翻ってJetsは、成功したかどうかと言われるとアレですが開幕戦の勝率は非常に高くなっています。この10年で敗戦は2005、2007、2010の3回だけです。しかもこのダメな4Seasonは全勝。不思議なものです。 さ　ぁ、試合が始まりました。ClevelandのヘッドはMike Pettineです。Ryanの右腕と言われた前の前のDCであり、強かったころのCoachですから、よーく知られています。でもそれ以上にClevelandというチームをよく知らない。やってみて、素晴らしいチームに仕上がっていた、ということはたまにあるので、おっかないです。 　1Qはまさにそれ。大した武器を持っているわけではないけれど、なんとなく、downを更新される感じです。Receiverはカバーできているのに、McCownにあっさり走られちゃうとか。崩れたパスが通っちゃうとか、なんとなく、です。なんだかんだでredzoneに踏み込まれたときにMcCownが、なんとScrambleでヘリコプターやってしまい、fumble!リカバーはJetsです。そのドライブはなんと約10分かかって、うちのボールになりましたとさ。こういうQBのミスはさんざんJetsもやらかしてきましたが、開幕戦のこういう場面では、ちゃんとパスとかランとかエースを立てて決めておかないと。ただスコアすりゃいいってもんではないと思います。 　返しのJetsのドライブはなぜか、run主体の組み立て。なかなかパスにいってくれません。そういう場面ではなかったのでしょうが、Fizのなにかの様子でも伺っていたのでしょうか？ 　Clevelandに先制されてしまったPlayはCroがこけてしまったので、アクシデントでいいと思いますが、Johnny FootballさんのCareer初のＴＤをくれてやることになってしまいました。Johnnyもちょっとアレだな。私はこれを「思い出タッチダウン」と表現しました。残念だけど、そのチームでは勝てそうもないよ。 　今日の見せ場は先制されたあとのドライブでの出来事。先制されたのでFizが気合で返したいところですが、ストライクでインターセプトくらってしまいます。ところがtargetだったMarshallがInterceptされたボールを自らかっぱぎに成功し、ボールを奪い返しました。こんなシーンは初めてみました。ball　Careerがballをfieldに落とさずに奪われるということはたまに起こり、みたことがありますが、Interceptされたballを自ら奪い返すのは初めてみました。Marshall、すごいとしかいいようがありません素晴らしい光景を見させてもらいました。その次のPlayですぐIvoryがendzoneに駆け込んで、今年初のたちだーーーん！！と観戦会が歓喜に包まれたのですが、MarshallのHoldingで罰退。でも下がった位置がHoldingの起こった位置で対して下がらなかったので、もう一度Ivoryに突っ込ませて改めてたちだーーーーーーん！ 　一粒で二度美味しいタッチダウンでした。美味しい！美味しすぎるぜ！ しかしこの、Marshallの運動能力というかballに対する執念というか、観戦会は絶賛でした。 前半でFGを決められリードされるまで、パスはあまり使わず、しかもExchange missするとか不安な部分も見せてしまいますが、リードされた途端、エンジンがかかったようなパス攻撃です。やはり、DeckerとMarshallがいるのは大きい。これに次はKarleyかと思ったのですが、どうやら��3はEnunwaの模様です。確かによく使われています。Karleyはreturnerで使われているのですが、怪我とか大丈夫かな。 　前半の締めは、Deckerへのパスを通して逆転！14-10です。もうここで観戦会のメンツも安心できました。 　観戦会は歌舞伎町の某有名スポーツバーで行われており、秋冬の常連になるわけですがマスターが仰るには、「この店でNFLを放映するようになったのは、Jetsファンの皆さんのおかげ」なんだそうです。私らは全くそんな意識なくお店を探し当てたのですが、逆にそう言っていただくとなんか恐縮しますね。また、京王プラザホテルやヒルトンに宿泊する外国人観光客がSNFやMNFを見たい、とコンシェルジュに言うんだそうで、それでこのお店にたどり着き、アメリカ人のお客も増えているそうです。もちろん冬のPlayoff→SUPER BOWLの時期は連日満席立ち見ありとか、NFLですごい商売になっているそうです。その代わり、営業時間が長くなるのでマスターの体力が大変だとか。ついでに、タッチダウンとか重要なPlayで一喜一憂、大騒ぎするのは我々Jetsファンだけだそうです。他にもPittsburghや空気圧を調整してもらっているQBのいるチームとかのファンも遅い時間に観戦にくるのだそうですが、彼らはなんか「語っている」だけなのだそうです。うちらだけが騒いでいるらしい。おとなしく観戦するってどういう感じが見てみたいです。そんな引いて見るんだったら、ウチで見ればいいのにね。も我々はこのお店に来たら、スタジアムモードですわ。 　後半はJohnnyからMarcus　Williamsがかっぱぎ、それで得たCleveland28ydsからスタートして、MarshallにTDパスを通します。やっぱ投げなきゃだれも脅威に思わないし、何も起こりません。Marshallの最後のcatchはついていた#23のDBの頭上をはるかに超えるcatchでした。まったく相手にしていません。こういったphysicalに長けたReceiverは、キー坊以来でしょうか？Edwardsは良い線だったのですが、一瞬でしたので。特にNFCのチームに多い、巨大なReceiverに対して、ウチはいいReceiverであってもいまいち背が高くなく、DBといい勝負をする光景があったのですが、Marshallの加入でそれが過去のものになりました。DBとのミスマッチを誘えるphysicalで優位なReceiverを遂に手に入れました。これは、今日がCleveland程度であったとしても、今後の戦いで重要な要素だと思います。 で　、なんと、このあと、MarshallはＴＤのballをSTANDにいたFireman Edに渡したそうです。Instagramで見つけました。Edの復帰が噂されていたのですが、本当だったんですね！CBSではballを誰かに渡すつもりで探していた様子を映していましたが、誰かに渡すとこは映っていませんでした。 　続きです。このあたりでClevelandがどんなチームかという見極めがついたので、24-10のリードで観戦会に余裕が出てきました。皆さんいろいろなハナシをよく知っており、前のＧＭは結果を出せなかったが、cap spaceを作ってその次のシーズンに賭けようとしたら、そこでクビ切られたとか、Ryanは当初は結果を出せたけど、Offenseにクビを突っ込むことをせず無関心でＤＣとしては優秀だけどHeadとしては、育てることをしなくなった意味で全然ダメ、2011年に7巡で指名したScotty McKnightがなんでDraftされたっていうのは、Sanchezのマブだから獲ってやれというRyanの無茶指示があったのこと。通常下位指名はスカウトが狙っている主にST用の選手を獲る枠なのに、無駄指名してしまい、スカウト達の信頼を失ってしまったとか、我が社のOLは強いけど、そろそろ世代を新しくしないと、とか、Cromartieは事実上の一夫多妻だとか、とても参考になりました！ 　このあとの見ものはClevelandの試合ヘタぶりくらいでしたかね。McCownがヘリコプターやってoutになった教訓を全く活かせず、JohnnyがScramble→Jets-Dがハードヒット！→fumbleとやらかしてくれました。その前のPlayでは20ydsScrambleで稼いだにも関わらずOffense Holdingで罰退をやったばかりでした。うちも大きなこと言えませんが、大丈夫かな？Cleveland。 　Clevelandは割りとOLの真ん中がつよいかな、NTが若くてつよいかなと思っていましたが、そういうのはすべて、3Qくらいで吐き出しちゃったような感じです。scrimmageで我が社が圧倒し、gameをControlし、Marshallにはかなわないと見せつけ、Cromartieが下がったあとのWilliamsも結構やるんではないか、というかっぱぎやったり、これまでは弱い相手にもそれなりのダンスをしていたJetsですが、弱い相手を圧倒するJetsが戻ってきたような気がします。昨年は確かに、Oaklandに開幕戦勝ってもあんまりうれしくなかったような。 　こんな快勝と言える勝利はすごい久しぶりな感じがします。しかも開幕戦でいくつかの不安を取り除いてくれたような思いがします。とにかくMarshallの存在が大きい。GANG GREENさんからシーズンのkeyになるPlayerは誰かと尋ねられ、私はMarshallにカバーが集まるので、Deckerではないか、と思ったのですが、この試合を見ると、MarshallはDeckerのおかげでもっと引き立つのではないかと思います。ReceiverがQBを育てる、と私も思っていますが、Sanchezや地野は気の毒ですがReceiverが揃っていなかった。でも今は揃っている。強いていえばTEが一人足りないというところです。Fizもこれなら多分しばらくイケると思います。私は毎シーズン12-4で地区優勝２を予想している、と言って周囲を笑わせていますが、このシーズンはなんかイケそうな気がします。もしくはそれに近く。 　観戦会出席の方、SNSでリアルタイムで連絡とれていた方、自宅観戦の方も皆さんありがとうございました。お疲れ様でした開幕戦は、ユメとキボーしかありませんから、とても楽しく観戦できました。 WEEK2は井上は残念ながら家族との用事を優先するためOUTです。お店での観戦の要望あれば取次致しますが、火曜の朝だと、ちょっと無理かな？やりたいのは、WEEK7です。皆さんちょっとご予定を確保しておいてください。 　それではみなさま、このシーズンが最後までゲームできますよう祈って、頑張って応援しましょう！
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