先週の敗戦時に「来週勝てばよい」なぁんて言ったのですが、そう言えるのは無責任な私のようなファンだけで、今週も試合もきつかったと思います。勝負の世界は大変だよ、ホント。 　我等がJetsには2009DRAFTの5番目の指名のMark Sanchezがいますが、今週のDetroitにはいの1番のMatthew Staffordがいます。何が違うといえば、チームが彼らの活躍によって躍進しているか、いないか、の違いです。素材や昨年のstatsで言えばもしかしたらStaffordのほうが上かも知れませんが、チームに恵まれたか否か、という点ではSanchezのほうが上です。しかし一番目の指名のQBなわけですから、Professionalでstarterを張れるくらいなのは当然で、それにDetroitのreceiverもよいのがいますから、バシバシ投げてくる。対して我が軍のＤＢは一発なんかやらかしちゃう、という危険を孕んでいます。勝つとは思いましたが、似たようなQBどうしの接戦になり、defenseの差で勝利か？と思いましたが、OTまでもつれてしまいました。ラクに勝てる試合なんてないですね。 　今日は早出のため、GAME PASSはROMのみ、OT終わった時点で出社でしたから、帰宅してじっくりみました。WAR-ROOMにいらっしゃった方すみません。来週は頑張ります。 　試合の中盤は常に先行される内容で相変わらずpenaltyが多く、この試合は前半defenseにpenaltyが集中し、Detroitに進まれてしまった、というところでしょう。ただDetroitはrunのないチームなので、passのケアを丁寧にしておけば、時間とydsを使われることはないと思うので、守りやすかったかもしれません。first halfで2度sackしていますから。Offenseが進まなかったのは、これはDetroitがzoneを敷いていたからということでしょうか？先週のこともあるし、Sanchezのようなpasserは引っかかる傾向があるのですかね？でも最後のHolmesのように、zoneの隙間をtop speedで駆け抜けると、味方同士で絡んでしまう、みたいなことが起きてbig gainになるというとこでしょう。 　試合は先週と同様、passが思うように通らず4Ｑの残り4:30まで10点のbehindです。これで負けたりすると、SanchezとJetsの今後に影響するような、何もできない負け、ということになり、まずいです。 　しかしSanchezは「何か持っている」みたいですね。@Denverでみせたように、なにかやらないと勝利はついてこない、だから投げる、というのができるQBであるのは頼もしいです。「COMEBACK KID」という称号を与えてもいいんじゃないでしょうか。まぁ、comebackのお膳立てはdefenseが追い込んでpuntで陣地を回復させない、というのがウラにありますが、それでもOffenseで進まなければならない場合、Sanchezはなんとかしてくれるヤツ、ということになります。その更にウラのウラには、Detroitが時間を消費しなければならない最後のOffenseの3rd-downでヘタなplay-actionをやりdropするとか、LTにUnnecessary Roughness食らわすとか、相当Detroitのヘボいとこに助けられました。Unnecessary RoughnessのときDetroitのsidelineはアタマ抱えてたし。おまけに、JetsのRoughing the KickerでHansonがケガして得たTDのextrapointをスーさんがkick外すとか（TEがholderやってＰがｋｉｃｋじゃね？）、だいぶ面白かったです。あとでHansonは戻ってるので1点得した感じです。 　まぁ、そんなこんなで勝ちました。途中までダメダメ試合かと思われましたが、残り4分半で10ポイント返してOTに持ち込み、一発で試合を決められる力のあるQBをpickできてよかった、少なくとも現時点でStaffordと彼を取り巻く環境よりはJetsのほうが上、とわかる試合でよかったです。我々はもっと上を目指すことができます。
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