前前任者には敬意を持っていますし、何の恨みつらみもないので、いつも引き合いに出して申し訳ないと思っています。その頃のJetsというのは稀代のRB Curtis MartinをはじめとするBill Parcellsの遺産と2000DRAFT組とそれ以降の若手の組み合わせ、というteamつくりをしていたため、QBの肩について、「無いものねだりはできない」という覚悟で戦っており、また我々も同様で、「必要だが彼には無い、しかし彼に賭けていた」、という部分があったと思います。彼もcomeback kidの片鱗を見せたことがありましたが、「時間と組み立て」が必要であったと思います。
 今のJetsで彼と同じ役目を果たしているUSC出の若者は、時間が少々少なくとも、できるということが判りました。我々はもう、「無いものねだり」をする必要がなく、数年に渡って必要としてきた、まぁ簡単に言うとbombなのですが、bombだけではなく、balanceのとれたpassingを得られた、と言ってもよいのではないかと思います。
 時間がなくとも距離が残っていてもdefenseが1本差以内に抑えてくれれば、最後の最後のplayで勝利を得ることができる、ということがよく判りました。Jetsはどうやら、最近の強豪と言えるteamに近づいてているかもしれない、ということもなんとなく感じています。
 Jetsは最近の4勝において、どの試合でも試合の最後のdriveでscoreし、勝利を得ることができています。on the edgeはon the edgeなのですが、GANG GREENさんの仰るとおり、このような競った試合に勝利できるのはteamの力がついてきた証拠です。これはファンとしても認めなければならない、評価しなければならない事実です。まぐれや奇跡は4回も起こらないですから。
 とはいえ、ホントにもう少しラクに勝ってもらいたいものです。Greeneのfumbleからmomentumをつかまれ、あれよあれよの逆転の上、2minutes前後での致命的ともいえる、Sanchezのinterceptまでの二つのmissは今seasonで最悪なpoorなplayでした。負けてしまうのかな、でも@ Denverでのことを考えるとまず一発奥に投げ込むのは必至、それが希望でした。彼らに残された時間は49秒、ydsは72です。ちょっと無理、と考えてもおかしくありませんが、Houstonは先週Hale Maryの処理を誤ってしまったため敗戦しています。sidelineで談笑してる場合ではなかったと思えわれ。翻ってJetsはショッテン息子もSanchezもEdwardsも同様に「奥に放り込む」と考えていたということで、EdwardsはDBをぶっちぎり、42ydsのgainです。この時点でHoustonの6ydsですし、2回目のTD時のHoustonのgoalline defenseの甘さ(Edwardsに対応できない)を考えると、scoreしたのも同然だったと言えるのですが、我々がイクのかイカないのかでドキドキするには変わりがありません。最後は前2戦、連発で勝負を決めるpass catchをしてくれたHolmesへのcorner落としが決まり、逆転しました。Holmesはreceiverとして優秀なのは判っていますが、勝負を決めるplayでの信頼度がこれほど高いplayerだとは、そこまでは思っていなかったので、その考えは改めます。

 Jetsはこれで8-2となりました。再来週の@ New England、その2週後の@ Pittsburgh、この二つの試合の勝敗はJetsのこのseason今後を左右するに違いありません。
 この試合、Woodyが膝の怪我で退場し、検査を受けています。これは心配です。Cotcheryはvs Cincinnatiでは戻ってきそうです。
 今日はここまでです。
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