Rugbyで湧くLondonでのInternationalGameでしたが、Jetsの圧勝、快勝って試合でした。これまでのJetsは、もしかしたら相対的に相手より優っているかもしれない、というGameでも普通にダンスをしてしまい、いい試合をやってやっとこさ勝つようなへっぽこな勝利を得てきましたが、まぁ、今でもさほど強くはないですが、そういった相対的に弱いという相手には圧倒的に勝利することができるようになったと思います。それにMiamiのPlayerでまともといえるのはLandryだけでしょうか？種昼はオーバースローばっかり投げてて、長いのは明らかなInterference狙い。Jets相手にそんなベタ降りなプランでいいのかよ、と思うpoorな前半のMiamiのOffenseでした。後半はなんか気がついたかのようなLandryへのpassを連発し、Jetsを追い込んだような気がしましたが、そこは我らが自慢のSecondaryががっちり守り、かっぱぎを二度見せてくれました。特にRevisのかっぱぎは、後ろに飛んでましたからね。ココというところでの球際の勝負ができるようになったと思われ、このあとの試合に期待が持てます。 　この試合の前の日は日本のRugbyで、盛り上がっていたEngland〜Londonでしたが、Miamiのホーム扱いにも関わらず、なんかこうLondonでの取り組みというかMediaやファンへの露出でいうと、Jetsが勝っていたような気がします。多分Jetsという組織はこんなイベントのときのMediaとの付き合い方がうまいと思います。アメリカ国内や日本での認知度でいうと、初期ＮＦＬブームやダンマリの影響でMiamiのほうが高いと思っていますが、まぁ、なんとなく、Jetsかなぁ、と思いました。Wembleyでの盛り上がり方もMiamiのファンはFlagをふらふら振っていましたが、JetsのファンはEdと一緒にchantしていました。chantという必殺兵器を持っているのは明らかに有利かも。そもそもMiamiがInternationalGameに出るのは、ホームのスタジアムでの満員、ソールドアウトが望めないからであったと思います。特に9月のMiamiは酷く暑く、誰も日陰のないStadiumでの観戦を望んでいないんですわ。これはMiamiにいる人から聞いたので真実だと思います。だったら、InternationalGameに出ちゃったほうが、という考えなのでしょうが、なんかaway感ゼロだったのも幸い。 　試合は、MarshallPlanで始まりました。いきなりのFitzのBomb炸裂です。長いのはどうか？と思われているFitzですが、ああいうのを早い段階で見せておくのは重要と思います。Marshallはこの他にも相変わらずphysicalでぐいぐいpassをcatchしてくれました。また、心配されたDeckerとIvoryがアクティブとなり、Cromartieも復帰。TE以外は今あるベストの戦力となったと思います。でSmithもStarterでしたが、彼は流石に今日はFitzと合いませんでした。最初の数回はFitzの投げミスかなぁ？と思ったのですが、そのあとも何度も繰り返していたので、明らかに「不慣れ」を見せてしまいました。でも多分そこそこで慣れると思うので、この試合で変なとこを出しきって、よかったと思います。 　Marshall以上によかったのがIvoryで、Miamiの弱いDL、止められないLBをズルズル引きずってくれました。LB、ほとんど仕事してないですよ。大丈夫？なんと29回もって平均5.7ydsの166ydsだそうです。走る度にLBと衝突して止まるのが8とか9ydsだったからねぇ。Miamiが弱杉なこと差し引いても、弱い相手を徹底的にやっつける、決してダンスしない、という勝ち方攻め方は好材料です。相手によりけりだとは思いますが、出場し続ければ、相当な距離を稼ぐのではないかと思います。 　投げるほうはFitzしかいないのですが、今日は実は「Patrick Day」みたいなもんで、なぜかFitzのScrambleが二度三度炸裂、重要なダウンの更新を見せてくれました。時折長いのも混ぜるとか、なかなか見せ場を作ってくれました。この程度の相手に長いDriveを作るなど、よい練習になったのではないかと思います。Fitzがイキイキしたのも、Deckerが復帰し、Marshallが圧倒的なミスマッチを作ってくれてのことです。よいReceiverが二枚いるとある程度計算はできます。これにSmith、Kerley、エヌンワの誰か一人でもええ仕事できれば、まぁ当面心配ないでしょう。TEがほぼ不在で6人目OLをやっているのはアレですが、TEは貴重のReceiverですので、ちゃんとPlanに練りこんでほしいです。 　来週は素敵なBYE WEEK。Londonには長居できないでしょうが、ゆっくりした気持ちで帰国して、あと、靭帯をひねったPlayerが続出してしまったので、じんわり治してほしいです。
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