何よりもビバスマップ様の閉店で残念なのは、ビバスマップ様のおかげで、我々Jetsファンが10年以上にわたって集うことができた、それができなくなってしまう、ということです。我々がJetsを応援し続けることができたのは、年に数回、必ず、ビバスマ様に集まることができたからだと思います。これがオンラインなつながりだけであれば、今築いているような、素晴らしいJetsファンのヨコのつながりを持つことは不可能であったはずです。この「ビバスマロス」は、これからいったいどうやって集まればよいのか、を一から考え直させることになします。そんな根本的な問題から解決しなければならないほど、「ビバスマロス」は図り知れなく重いものになっています。でもとにかく、ビバスマ様に「ありがとう」、と感謝を述べるために、最後の最後の観戦会には、是非総力戦で集まりましょう。 さてvs Washingtonです。我々の勝手な考えでは、力量が明らかにJetsが上、と思っていたのですが、勝負はコンタクトしてみなければ判らない、Jetsはやらかす、が定番になったりすることもあるので不安は抱いていたと思いますし、FirstHalfはそんな匂いがプンプンしていました。 　Marshallは確かにすんごいReceiverで頼りになるのですが、vｓPhiladelphiaで見せたようなありえないfumble lossがあったように、この試合でも、開幕戦でカッパギしたその逆のfumbleをかましてしまいます。Deckerのfumbleはhelmetが入ったので仕方ないかなぁってとこですが、Marshallはもっと気をつけてほしいです。 　ただ、Marshallのすごいとこというかよいところは、physicalに長けていてチカラワザで強引にPlayするところもあるのですが、これはすべての試合に言えることなのですが、routeを正確に走るところです。WashingtonのDBがMarshallのhitchに全くついていけずFDを得る場面がありましたが、Marshallはそういった短めのpassを正確にrouteを走り、確実にcatchしてその後、ＤＢを振りきって大きなgainを得ています。slantもSquare inもかなり正確です。Chadの頃のマケ、Sanchezの頃のコチェのように、routeをちゃんと走るReceiverを得たことは、Fitzにとって大きいはずです。 　Fitzは今日もScrambleで大きなgainを得ました。既に地野がActiveとなっており、なんかあったら交代できる状態にはありますが、ここんとこのFitzの安定感でいうと、よほどのことが続かないかぎり、先発交代はありえないと思われ。別の見方をするとFitzが走っているのは、交代要員が所謂MobileQBであるので、アピール＝チームの勝利＝オレも走れるんだよ、であるからではないかと。正直FitzにMobile能力はファンも敵ももしかしてチームも求めていないのではないかと思いますが、Fitzがこの先チームで生き残るにはMobile能力が必要だと悟り、実はその能力があるので、アピールできるときには使うというアタマなのでは？なんせハーバードですからね。こうやってMobile能力がある、と思わせるだけでも勝負の後半戦に活きてくると思います。 　Washingtonの力量は恐らくMiami程度と思っていましたが、多分ほぼその通り。LBがほとんど仕事していませんでした。それとDriveするチカラがありませんでした。Jetsのポカでもらったポジションからのscore、しかもFＧ二本で終わらせる程度では怖くありません。NTになんかドデかいダルマみたいなのがいて、Ivoryはそこだけ大変でしたが、LBを相手にしないので、OPENにでるとワケなくダウンを更新してくれました。Jetsはこの数年、効果的ではないか？と我々がいつも思っているOPENへのrunを使わない傾向にあったのですが、Ivoryにはどうやら違うようです。これはかなり使えそうです。 　この試合Richardsonが復帰しました。sackかましたときは大歓声でしたね。これで鉄壁のフロントラインが揃いました。かなり信頼のおける最凶のメンズです。一つのヤマである来週の試合に間に合ってよかったと思います。あと、こっそりCumberlandが復帰していました。Cumberlandが機能し始めると、Receiverがもっと充実するでしょう。彼らの復帰の代わりにEnunwaが8月末にタイーホされたGirlfriendへのDVで4週間の出場停止を食らってしまいました。大きな要素ではありませんが、Receiverとしてちゃんとcatchしているだけに、余計な...... 　後半に入るとOffenseのポカもなくなり、普通にやるとここまで差がでるのか、弱い相手にチカラの差を明らかにするような試合運びをするようになりました。正直RackのいたIndianapolisの勝利以外は相手の力量が下でありましたが、これまでも言っていた通り、弱い相手とテキトーなダンスをしなくなったJetsに、今後の勝利が期待できます。カズンズは平気でRevisサイドに投げていましたが、これから対戦するチームは、恐らく、Revisサイドには投げてくる機会を減らすと思います。敢えてチャレンジする力量のあるチーム、Revisとマッチアップする必要のないチームもあると思いますが、ソレ以外のチームでは、避けてくるでしょう。選択の幅が狭くなったチームはJetsに勝利するのは難しい「かもしれません。 　結果として快勝！4-1という成績は2010シーズン以来、調べたらその前は2004年の開幕5連勝以来のスタートですから、上々です。期待が持てます。 　 　しかし、来週はビバスマ様とのお別れ会です。大変残念ですが、勝利の美酒でビバスマ様とマスターをお送りしたいとおもいますので、参戦方、よろしくお願いします。
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